20年間粘着ストーカー事件
事件概要

2018年6月18日、警視庁綾瀬署は都内に住む女性(当時38歳 以後Bさん)に対して付きまといなどのストーカー行為を行なったとして運送会社社員の五代儀大(当時46歳)をストーカー規制法違反の容疑で逮捕した。
五代儀は、6月2〜17日にかけてBさん宅の前を車でうろついていおり女性からの通報を受け逮捕に至った。
五代儀は、Bさんが高校生の頃に一目惚れしてから約20年の間ストーカー行為を続けていたという。
逮捕後の綾瀬署の取り調べで五代儀は、「彼女を見ることで安心できた。」と供述しストーカー容疑を認めている。
五代儀は、3年前にもBさんにストーカー行為を行って逮捕されており執行猶予中であった。

犯人の五代儀大(当時46歳)

 

 

背景

五代儀は約20年前に、ガソリンスタンドでアルバイトをしていた当時高校生のBさんに一目惚れしたことがストーカー行為を行うきっかけとなる。
五代儀は、Bさんがアルバイトを終えるのを待ち、尾行して自宅を特定し、ゴミを漁り名前などの個人情報を入手する。
そして、自宅をのぞくことや無言電話などのストーカー行為を約20年間にわたって繰り返している。
五代儀がストーカー行為を行い始めたその後、Bさんを見かけなくなったそうですが数年前に再びBさんの姿を見つけストーカー行為を再開したそうです。
事件から3年前に、度重なる五代儀のストーカー行為に耐えかねBさんは警察に相談し、事態を重く見た警察は警告で終わらせるのではなく五代儀をストーカー規制法違反の容疑で逮捕する。
五代儀は、容疑を認め執行猶予付きの有罪判決を受けていた。
ところが2018年6月2日〜17日にかけて、3回ほどBさんの自宅周辺を車で徘徊しストーカー行為を再開した。
ストーカー行為に気づいたBさんは、すぐに警察に連絡し警視庁綾瀬署は、すぐに五代儀を同様の容疑で逮捕する。
逮捕後、綾瀬署の取り調べで五代儀は、「彼女を見ることで安心できていた。」と容疑を認めている。
逮捕後の聞き込みで、五代儀の勤務先の同僚に話を聞いたところ、同僚から社長まで五代儀かBさんにストーカー行為を行なっていることを知っていたそうで、そのことを茶化されることもあったそうだ。
逮捕前に同僚には、「もうそろそろやめようと思っている。」と話しているがストーカー行為を再開していた。